戦車大きさ比較その一。クロムェル、95式軽戦車、メルカバの大きさを比較してみた。A4コピー用紙の上に並べた。ここで取る写真も今まですべてA4コピー用紙をバックスクリーンにしてスマホで撮影している。
それにしても95式軽戦車は小さい。ここに3人乗るのだから、ストレスが溜まるだろう。敵にストレスを発散させる訳にもいけない貧弱な装備。日本だけでなくイギリスも小型の軽戦車を第二次世界大戦で運用していたはずだ。同じようなコンパクトさと貧弱な装備だったんだろうか。一度、イギリスの軽戦車も作ってみたい。
戦車のデザインってお国柄が出るように思う。イギリス、ドイツ、日本、アメリカ、ソ連等々。現行戦車は似通ったデザインになったけれど、第二次世界大戦の戦車は個性的。ここが私の気に入ったところ。デザインの国民性って研究すると面白い。TGVとBIS戦車、N700系と97式戦車。何か共通するデザイン要素があるように思う。特に工業製品のデザイン。
小中高時代は1/35戦車模型が趣味だった。子供のプラモ作りをキッカケに、またこの世界に戻った。子供が成人し私も還暦過ぎたがとても楽しい。1/72や76のスケールで塊感のある戦車は保管も楽。当時なかった水性アクリル塗料は匂いも少なく扱いやすい。いろんなテクニックを試したり、資料を探してカスタマイズしたりとこの趣味はボケ防止にかなり有効と思う。神に感謝。でもこの趣味の、この孤独感はなんとかならんものだろうか。
2015年2月28日土曜日
Revell 1:72 Cromwell Mk.Ⅳ
毎週作っている。もう飽きたぞ。途中で嫌になったが最後まで作った。レベルのクロムェル。
切り立った絶壁のような砲塔。垂直か水平のどちらか。デザインが英国らしい。センチュリオンやチーフテンの原点がここにあるような気がする。
下塗りはハルレッド。ダークグリーン、ダークイエロー、オリーブドラブ、ジャーマングレーを乾かないうちから次々と吹いた。どうなるのだろうか、実験である。塗料が乾いて墨入れしたりウォッシンングしたりしていると深みのあるダーク系のグリーンになった。重ねれば重ねるほど深みを感じる色調になるようだ。面白いね、塗装も。
組立式のキャタピラに悪戦苦闘。やっとこさ片側のキャタピラを完成させて、反対側のキャタの組立てに取り掛かった。ピンセットで摘まんだキャタパーツをピーンと飛ばしてしまった。予備のキャタパーツはない。探すしかない。非情の世界だ。諦めかけたら見つかったゾ。よかったと思ったらキャタの向きが逆だった。もういいや、と逆のまま左右のキャタを組み立てた。まだいいさ。95式軽戦車のDS式キャタなんか左右で向きが違うんだから。それに比べりゃ問題なし。
もう一つ間違いあり。砲塔の装甲板が上下逆になってしまった。気が付いたときは遅し。塗装も汚しも墨入れもやってから。キャタも装甲板も言わなきゃわからないだろうから、忘れてしまおう。
かっこいいな。クロムェル戦車。タミヤのウエザリングマスターで錆、ライトサンドやガンメタルで汚した。しかしフラットのトップコートを吹くと馴染んでしまってきれい(?)になってしまう。 |
ライトガードはφ0.3mm真鍮線に変更した。実際だとφ21.6mmの鋼棒。細過ぎて目立たない。多少太くても模型的にはφ0.5mmの方がよかったかもしれない。 |
束ねたワイヤーロープをオプショナルで取り付け。ホームセンターで見つけたもの。ステンレスの0.6mmだったかな。 |
背中あたりが寂しいから木箱も取り付けた。これはハセガワの小道具セットから。エンジンルームの点検用の持ち手を真鍮線で取り付けた。 |
実際に近い色合いの写真はこれ。 |
見まごうなきフォルム。英国の戦車。 |
レベルの箱。タミヤの箱絵の印象が大きいから、箱だけ見るとバッタもののプラモに見えてします。ところでブレードは好みじゃないので取り付けなかった。 末広町のレオナルドLTで買った。1/72AFVは東京末広町のレオナルドLT、大阪本町のホビーランドが充実している。 |
2015年2月24日火曜日
ACE corporation 1:72 Mercava Mk.3
現代戦車を買った。汚しまくれる奴と言えばこれしかない。メルカバ。しかし1/72なのにデカい。これは1/48じゃねと箱を見直したりした。
下地をハルレッド。そしてダークイエローをスプレーして、その直後にオリーブドラブをスプレーした。これが中々よい。乾いてくるととんでもなくいい。汚しと墨入れして全体にクリアをスプレーするとタマらん。大きさといい、色艶といい、タマらん奴だ。当分これで遊ぼうと思う。久しぶりに会社に持って行きたくなった。さりげなく机に飾るのだ。
下地をハルレッド。そしてダークイエローをスプレーして、その直後にオリーブドラブをスプレーした。これが中々よい。乾いてくるととんでもなくいい。汚しと墨入れして全体にクリアをスプレーするとタマらん。大きさといい、色艶といい、タマらん奴だ。当分これで遊ぼうと思う。久しぶりに会社に持って行きたくなった。さりげなく机に飾るのだ。
写真もいっぱい撮った。で、砲塔にある機銃の銃身を一本折ってしもうた
( ゚Д゚)
Hasegawa 1:72 Pz.Kpfw Ⅳ ausf.G
ドイツの4号戦車。もう覚えてる人は居ないと思うが、ガキの頃コマーシャルで瓦礫の中を進む4号戦車があった。何のCMだったか思い出せない。ライターのCMだったのかな。日曜日の夜の九時くらいにやっていたように思う。白黒のブラウン管のTV時代。チャンネルは本当にガチャガチャと「回す」時代だった。女性の裸よりも瓦礫を進む4号戦車に興奮した時代。懐かしいぞ。
そんなCMを思い出しながら作った。昔に作った4号は増加装甲板で何処を持って砲塔を回すのかと悩んだな。今回はそれはない。1/72で例の増加装甲はやってほしくない。ハッチだって開いた状態にはしたくないのに。
ダークイエロー単色。のっぺりした感じ。思いっきり墨入れをした。手すりもいっぱい付けた。実物にはないところまで手すりを付けてしまった。
そんなCMを思い出しながら作った。昔に作った4号は増加装甲板で何処を持って砲塔を回すのかと悩んだな。今回はそれはない。1/72で例の増加装甲はやってほしくない。ハッチだって開いた状態にはしたくないのに。
ダークイエロー単色。のっぺりした感じ。思いっきり墨入れをした。手すりもいっぱい付けた。実物にはないところまで手すりを付けてしまった。
出来上がりはなかなかよい。フェンダーの下に突起があり、ベルト式のキャタが自然と弛んだ形になる。グッドアイデア。しかし、このベルト式のキャタはよく見ると手抜き。本当に残念だ。
Hasegawa 1:72 M3 LEE Mk.1
M4を作ったからもうアメリカの戦車を作るつもりはなかった。しかし1/72スケールは弾が少ない。WWⅡのイタリアやフランスの戦車が無い。ゴツゴツしたクラッシックな戦車を無性に作りたかった。で買ったのがこれ(他に4号戦車F2)。
95式軽戦車の後にこのM3LEEを作ると、スケール感が狂う。内部が広すぎるのではないか。ソファを置くスペースもありそうだ。
レッドブラウンの下地にオリーブドラブをスプレーした。ハルレッドを薄めて墨入れ。錆びた感を狙う。これはうまくいった。砲塔やフェンダーがいいね。プラスチックなのに錆びているんじゃね、と思わせる味が出ている。それからハセガワのこのベルト式キャタピラは瞬間接着剤できっちりとめられる。タイガーⅠの時はそれを知らずにホッチキスで止めたのが悔しいな。
完成したが、少しずつ自分の腕が上がっているのを実感する。会社に持って言って自慢するかな。
95式軽戦車の後にこのM3LEEを作ると、スケール感が狂う。内部が広すぎるのではないか。ソファを置くスペースもありそうだ。
レッドブラウンの下地にオリーブドラブをスプレーした。ハルレッドを薄めて墨入れ。錆びた感を狙う。これはうまくいった。砲塔やフェンダーがいいね。プラスチックなのに錆びているんじゃね、と思わせる味が出ている。それからハセガワのこのベルト式キャタピラは瞬間接着剤できっちりとめられる。タイガーⅠの時はそれを知らずにホッチキスで止めたのが悔しいな。
完成したが、少しずつ自分の腕が上がっているのを実感する。会社に持って言って自慢するかな。
Doragon 1:72 TYPE95 Light Tank Late Production
日本のWWⅡの代表的な戦車もコレクションに加えたい。本当は97式戦車を加えたかった。カタログ上は存在してもプラモキットとして見当たらない(完成品は通販で発見するのだが)。大阪に出張したときに見つけた。軽戦車だけど。胸が躍った。1:35では結構見かけるのだが1:72で発見するとは!
箱を開けると愕然とした。パーツの少なさと小さいこと。初めてのエッチングパーツも入っているのだが。これで2000円ってぼったくりか。
で、DS式キャタピラに泣いた。ベルト式なのだがなんともならん。接着剤で輪っかにするようなのだが、接着できない。途方に暮れる。塗装も墨入れも汚しもしたのに、このままではキャタピラのない95式軽戦車になってしまう。
転輪とDSキャタを瞬間接着剤で固定した。こんなに瞬間接着剤を使ったのは初めて。なんとか形になったが、転輪とキャタの間には瞬間接着剤の団子。下半身に自信がない95式軽戦車の完成。
転輪とDSキャタを瞬間接着剤で固定した。こんなに瞬間接着剤を使ったのは初めて。なんとか形になったが、転輪とキャタの間には瞬間接着剤の団子。下半身に自信がない95式軽戦車の完成。
2015年2月22日日曜日
ACE corporation 1:72 T-35/85
WWⅡの主な戦車を作るのだ。ソビエトはこれでしょ。T-34/85。でもハセガワからも出ていない。海外製だろうけど全く聞いたこともない。組立説明書はハングルと英語。大丈夫かいっと組み立てたが、これがまたいい。しかし手すりのパーツは細すぎてありえない。バリ取りしているとまず壊してしまうだろう。だから手すりはすべて0.5mmの真鍮線に置き換えた。
Revell 1:72 SHERMAN M4A1 (76)W
登録:
投稿 (Atom)
-
S-Modelの3号戦車G型を買った。 手軽にミニスケールの戦車を楽しむためのシリーズ。この前に作ったのがフジミ1/72タイガーⅠ初期型(上級者向け)のキットで、1/35並の部品数でいい加減にいやになった。今回、S-modelはその反動。 箱には「1...
-
フジミ1/76バレンタインMKⅡを作った。ダークイエローの下地にライトブルーとオリーブドラブの迷彩。イギリス戦車しかできないパターン。この直線的な塗り分けは前に作ったクルセイダーで練習したからね。 このキットは足回りに注意。転輪は三つで一組で一点で接着。完全に硬化し...
-
フジミ 1/76 3号突撃戦車タイプDを作る。箱に赤文字で「Ⅲ号突撃戦車D型」とある。まさしく日本製。 突撃戦車というフレーズがいいね。箱の感じもスケールモデルに見えない。 キャタが組立式にリニューアルされているようだ。フジミではJS-2やヤクトタイガーもキャ...