2015年11月22日日曜日

FUJIMI 1/76 M36 JACKSON TANK

  フジミ1/76のM36ジャクソン。税込み693円。安い。1/76だけどこの値段は魅力。キットは内部まで再現されている。ドライバーシート、砲塔内部やエンジン内部。すごいの一言。一生懸命作ってもほとんど見えなくなる。それに、このスケールで作る自信はないから省略。

  オープントップの砲塔には破片の飛び込み防止としてカバーが付けたタイプもある。カバーを自作して取り付けた。これで、クルーを作らなくても済む。ミニスケールではクルーを作る自信が無い。

タミヤのアクリル塗料のオリーブドラブは色が暗すぎる。黄色を加えて明るい色調にした。

単色塗装って改めて難しいと思う。


フジミとハセガワ。フジミの方が優れているのはと思う。KV-Ⅰ・Ⅱやヤクトタイガーも作ってみようと思う。

2015年11月8日日曜日

TRUMPETER 1:72 French Char B1 bis

  トランぺッター1/72フランス重戦車B1bis。 トランぺッターはキャタピラで懲りたが、今回はベルト式なので安心。作りやすいキットだった。モールドも最高にいいし、はめ合わせもグッド。いいキットだと思う。
 
  塗装はすべて筆塗り。独特な迷彩パターン。大味にならないように細かな曲線を心掛けた。イギリスの直線パターンの迷彩ばかりだったから、新鮮だ。デザインがなんかオシャレ。ジプリの「ハウルの動く城」に登場してもおかしくない雰囲気がある。
  ラッカー系ダークイエローを薄く全体にスプレーした。ダークグリーンを少し明るめにしたものとレッドブラウン。境界線はフラットブラック。ダークグリーンとレッドブラウンでそれぞれ迷彩パターンの外郭を極細筆で描く。中をそれぞれ塗り込んで、境界線を1mmくらいの太さでフラットブラックで描いていく。3色とも薄めにしてはみ出したり、かすれたりしたところを補修しながら進める。ブラックで墨入れして、さび色・メタリックグレー・デザートイエローで控えめにウエザリングを行う。


  40mmクラスの砲を持った回転砲塔と車体に75mmクラスの短砲身。この取り合わせはチャーチルⅠやM3リーと同じ。WWⅠ後の一時期の戦車思想を色濃く反映している。進化の過程で淘汰され消えてしまうのだが、このクラシカルな外観は大好きだ。

  WWⅡのミニスケールAFVも作りたいものはほとんど作った。さて、これからどうするかな。

2015年11月3日火曜日

FUJIMI 1:76 TYPE 97 CHI-HA KAI

 フジミ1/76の97式戦車改を作る。4色迷彩に挑戦。完成したらウエザリングするのはもったいなくなった。当分は墨入れも汚しもしない。

消音器は金網を接着した。少しオーバースケールだな。

  アンテナは自作。大体この位置に付くようだ。0.3mmの真鍮線に0.3mmの針金を巻き付けてそれらく見えるようにした。 

汚すのは止めた。せっかくきれいに塗装できたから、勿体ない。

  塗装は説明書通りに。97式の反省から、塗装パターンはオーバースケールにならない様に注意した。4色迷彩になるのだが、自衛隊的な雰囲気。少し現代的な感じがする。
  説明書によると、4色塗装はミドルストーン、ウッドブラウン、ダークグリーン、マホガニーとなっている。ウッドブラウンとマホガニーの違いがよくわからない。ミドルストーン→カーキ、ウッドブラウン→NATOブラウン、ダークグリーン→オリーブグリーン、マホガニー→ブラック(30%)+ハルレッド(70%)と解釈してペイント。
日本的な美しいフォルムだと思う。このデザインから自衛隊の61式戦車が見えてくるようにも思う。
砲塔が違うだけでも印象が変わる。チハ改の方がモダン。




  

  戦後まもなく、中国の人民解放軍が遺棄されたチハ改を発見。日本の整備兵に整備を行わせて使用した。国共内戦で活躍、その車両は「功臣号」と名付けられた。現在は人民解放博物館に展示されている。1959年まで訓練用として人民解放軍が使用していたらしい。4号戦車や3突、駆逐艦「雪風」の話を思い出す。戦争の逸話だが、何かロマンを感じる。 

2016年ベスト5.