2023年2月11日土曜日

VESPID MODELS 1/72 A-34 Comet Mk.ⅠB

 初めてのプラモデルメーカー。VESPIDはスズメバチの意味でマークもそれを模したもの。細かな部品に悩まされつつも、モールドもシャープだし合せもピッタリしており好感を持てる。プラスチック自体が剛性が高く、切断時に飛んでしまったりピンセットで弾くことが多く、4つほど細かなパーツを飛ばしてしまい部屋中を大捜索した。ゲート処理で壊してしまい、自作した部品もある。とは言え、全体として印象のよいキットだった。他にない車両も発売しているので、また購入したい。
 このスケールで下地処理の下塗りすると、筆塗りの塗装が厚ぼったく見えるように思う。なので今回は下塗りはなし。アクリル塗料は明るめの色調に調整して水で2倍程度に薄めて筆塗り。弾いたりムラになったところは2度目、3度目のタッチアップを行った。塗膜がスケールなりに薄くなじむので、ミニスケールの筆塗りは水で2倍希釈したアクリル塗料がやっぱり正解かなと思う。
 ウエザリングはエナメル塗料を溶剤で薄めて、ウエザリングマスターを削って溶かしたものを使用した。錆、泥、煤汚れもそれぞれの色調に合うエナメル塗料と削ったウエザリングマスターを溶剤に入れて攪拌して使用。ただ、凹モールドの墨入れにはウエザリングマスターの粉は不要。






砲塔の収納袋とエンジンルーム上の帆布は薄いプラバンを接着剤で柔らかくして固めて作った。鉛の板おもりよりも加工しやすく、塗料の乗りもいいので、これからこの方法で小物を作ろうと思う。



 

2016年ベスト5.