2023年8月25日金曜日

S-model 1/72 Renault R35 Light Tank ver.one more (long barrel version)

 S-model 1/72 ルノーR35軽戦車は2台セット。もう一台は長砲身バージョンで完成させた。後期型ということになるんだが、後期型は別のキットとして発売されているので、砲身を長くしただけで後期型になるとは言えないかもしれない。

 塗装パターンは同じ。思いのほかうまく塗り分けができた。どちらかが塗装を失敗すると思っていたが、2台とも同じ迷彩で完成。







 WW2のフランス戦車の迷彩は独特。この迷彩パターンの意図を知りたいと思う。WW1では戦場に絵描きを動員して迷彩を塗ったということがだが、芸術的な要素も迷彩には求められたのだろうか。迷彩塗装の目的は形の誤認と威圧感なのか。










2023年8月20日日曜日

S-model 1/72 Renault R35 Light Tank( short barrel type)

 S-modelルノーR35軽戦車を作る。短砲身と長砲身のもの、2種を作成した。塗装はいかにもフランス戦車らしい多色迷彩に挑戦。

箱根寄木細工のカラクリ小箱に置く。結構マッチングしているかもね。

 S-modelはいつものように2台セットになっている。なので一台を予備と考えて何かとチャレンジできる。今回はブラックのボーダーを入れた多色迷彩に挑戦した。

 迷彩塗装が終わりこれからウエザリングを行う。その前にパチリ。迷彩塗装のボーダーはブラック。試しに水性サインペン(0.5mm)を使ってみた。比較的平らな部分はこれで均一なボーダーラインが描ける。複雑な形状のところはインクが乗らず、筆で補修を行う。

 S-modelの弱点は足回り。タミヤのウエザリングカラーのマットを溶かしたエナメルで泥汚れを表現。キットでは省略されている足回りを誤魔化すことができる。










2023年8月6日日曜日

ESCI 1/72 M48 A2C

 このところ気温が35℃を上回る日が続いていてインドアな生活-読書とプラモデル。読書は馳周生の「暗手」、プラモはエッシーのM48A2C.この共通点はちょっと如何にも〇〇な。前者は如何にもハードボイルドな小説、後者はいかにも戦車らしいフォルム。オーソドックなストーリーとフォルムに浸った週末だった。
 M48A2C。中古の模型店で箱無しで売られていた。戦後の戦車はあまり好きではない。デザインとしても面白味に欠く。何にも知らない人が戦車を想像して描くとこんな形になると思う。そんなオーソドックスなフォルム。近代の戦車ってカタチが当たり前すぎて少しつまらない。デザインとしてもう完成された分野なんだろうね。

 アクティブ赤外線暗視装置が砲身に付くようだったが、クラシック感を壊したくないので、省略した。

 砲身と機銃を真鍮線に置き換えた。主砲の排煙器はキットのものを流用した。流石にこのまでの自作はちょっと無理だった。その他にはライトプロテクターやフックなどの真鍮線で追加した。エッシー1/72M48、このキットの最大の欠点は履帯。外側のモールドは完璧なのだが、履帯裏の転輪ガイドがない。なので転輪も一体成型されており、半世紀前のゴムキャタを思い出す。この戦車は足回りが丸見えなのでこの省力はとても目立つ。角棒をスライスしてガイドとして履帯の裏に取りつけたが、今度は一体成型の転輪が気になりだした。組み立て式の履帯を持つ足回りとしては、中途半端な印象。
 
 塗装はアクリル塗料を同量の水で薄めて2度塗り。この上からアクリル塗料のハルレッド20%+水80%に錆粉(タミヤウエザリングカラー)を混ぜて全体に塗布。乾いた後にウエザリングを行った。

 ウエザリングの後に艶消し水性トップコートを軽く吹いたけど、砲塔の局面が少しテカる。これは戴けないが、今回はここでおしまい。体力が限界。というのも、足まりの履帯を組んでいる途中に車体を床に落としてしまい、転輪を4つほどぶっ壊してしまった。復旧に2時間。これが無けりゃ、もう少し仕上げを試行錯誤しても良かったんだが...。








2016年ベスト5.