2017年5月21日日曜日

FUJIMI 1:76 PANZER-Ⅲ Ausf.N

 フジミ1/76スペシャルワールドアーマーシリーズの3号戦車N型を作る。このキットは履帯が組立式にリニューアルされている。この組立式履帯はもう一歩なのだが、こうやって自社製品を野ざらしにしないでリファインする姿勢はありがたい。とは言え砲塔の組み合わせが悪く苦労するし、素組みじゃすこし見劣りする。国産キットだけど、今は東欧のキットと比較しても負けている。1/72のタイガーⅠ初期型のような力作をFUJIMIは再び出してくれないだろうか。
 このキットのスケールは1/76だが、S-Modelスケール1/72の3号戦車と車長・車幅がほとんどが変わらない。1/72の世界に放り込んでも問題ない。

弄ったところは次のとおり。
  1. 砲身の断面が楕円だったので、0.1mmのプラバンを巻き、円形断面になるように削って成型。
  2. 砲盾の省略部分をプラバン0.3mmで追加
  3. 省略されていた手すりや把手を0.3mm真鍮線で再現
  4. 予備キャタビラのラックを2か所追加。予備のキャタピラをKV-1のものから転用。
  5. 既存アンテナケースを工具箱に加工、アンテナケースをプラバンで新規に追加。
  6. 車体後部の排気管や消音器をそれらしく追加
  7. 砲塔天板の隙間のパテ修正
  8. フェンダーのダメージ追加、薄肉化
  9. フェンダーの補強ステーの切削、円形断面に加工
  10. エンジングリルのメッシュ貼り
  塗装はタミヤのアクリル塗料ですべて筆塗り。古参の車両らしくヤレタ迷彩塗装を目指す。
  1. ベース色はパフに近い色調に調整したデザート色。兎に角薄めに、フラットベースを追加して2回ほど塗り傘ね。表面が少しザラついた感じで塗料が載る。足回りは組み立てながらベース色を塗装。
  2. 薄めたレッドブラウンとオリーブグリーンをそれぞれに塗装。フラットベースで粉っぽくなったベース色の表面にイイ具合に滲む。
  3. 工具類をペイント
  4. エナメルで墨入れ(ブラックとこげ茶を併用)。筆をじっと置いていると、滲んでゆっくりと広がっていく。これがいい感じのウエザリングになる。
  5. 塗装塗り分け部分でボケの足りない部分は溶剤を綿棒について少し擦る
  6. アクリルのダークイエローでドライブラシ
  7. 調整
   このスケールではエアブラシよりも筆塗りがオーバースケールにならずにいいかもしれない。









2017年5月4日木曜日

ITALERI 1:72 Bishop MK.Ⅰ

 ITALERI 1/72 Bishop MK.Ⅰ.連休を利用して2日間で作成。回転砲塔と思っていたが、固定式のようだ。それにしてもノッペリとしたユーモラスな外観。

  デザートイエローをベースに使用。溶剤で薄めたデザートイエローを数回塗り重ねた。ダークグリーンで迷彩するつもりだったが、フラットベースを入れ過ぎてスカイブルーになってしまった。




両端はフジミ1/76シリーズ。

2016年ベスト5.