さすがに戦車ばかりで飽きてきたので、自動車を作りたくなった。でも、筆塗りでカーモデルは作れるのだろうか。お手軽モデルキットに挑戦してみることにした。
マイクロエースというプラモデルメーカーの1/32オーナークラブシリーズ。このシリーズは800円税別なので手を出しやすい。だた、メッキパーツはないし、成型もすべて単色でモールドも甘い。ちゃんと作ろうとすると結構ハードルは高い。果たしてこのキットを筆塗りで完成させることができるのか。そこそこに作れれば、1/24のカーモデルや1/12のバイクの製作を本格的にやってみたいと思う。
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挑戦する車種はいすゞベレット1600GTR。今のいすゞ自動車はトラック専門。でも昔は乗用車も作っていた。ベレット1600GTRもそのひとつ。その後に117クーペやジェミニなど優れた乗用車を作るのだが、ある日突然乗用車造りをやめてしまった。ある自動車評論家は「車とは何ぞや、その『乗用車造り』でいすゞ自動車は他のメーカーを出し抜き一番でアガッてしまった。そうして乗用車はもう作らなくなった…」だと。今ではもう乗用車を作らなくなった「いすゞ」。真偽のほどはあきらかではないが、この話には何かロマンのようなものさえ感じる。
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| シンプルな組み立て説明書だが、細かな文字が潰れていて判読ができないところも。マイクロエースはどこかのメーカーの金型を買い取ってこのシリーズを販売しているようだ。なんか時代を感じる。 |
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| 成型色はホワイトなので車体色をホワイトにすれば無難に作れたかもしれない。でも今回はチャレンジ。失敗を覚悟で車体をオレンジ、ボンネットをブラックに塗り分けることにした。オレンジ塗装は5回塗り重ねた。トランクとドアの隙間を墨入れしようとしたが、上手くいかない。凹モールドが埋まってる。スジボリを試みたが失敗。ボディに傷をつけてしまい、補修。塗膜の強度がまだ出ていない状態だったので、さらに指紋が...。そんなかんだで悪戦苦闘の一週間だった。なんとか仕上がったが、製作途中の写真を撮る余裕なんてなかった。 |
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| ワイパーやフェンダーミラーはφ0.3㎜真鍮で補強して取付を行った。ルーフアンテナはφ0.3㎜真鍮線で作りなおした。このあたりは1/72戦車キットでのテクニック。 |
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| なんとか完成。やれやれ。それにしてもカッコいいじゃないか。 |
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前回のM5A1ヘッジホッグと並べてみる。1/32のカーモデルは大きさ的には手頃で省スペース。ただ、この1/32のキットを探すとなるとマイクロエースのオーナーズクラブシリーズとアオシマの楽プラ・スナップキットがメインになってしまう。なので少々大きくなるけどタマが豊富な1/24がいいと思う。
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ツートン塗装やホワイト成型からオレンジ塗装にいきなり挑戦した。カーモデルを筆塗りで完成させることは十分可能と確信した。
ただ、今後は次のことに注意していきたいと思う。
- 車体塗装色は成型色に近いカラーにする。
- ツートン塗装は大変なので当分やんない。
- モールドのスジ彫りを練習する。そして塗装前に済ませる。
- 車体塗装の塗り重ねは必ず一日置くようにする。
- クリアパーツの接着は白濁しない水性接着剤を使用する。
- 1/24スケールのキットにする(豊富に出回っているタミヤやハセガワの国産キットを買える!メッキパーツも楽しみ)。
それにしてもツヤツヤのオレンジ車体が美しい。カーモデルであれば嫁や娘も美しさやカッコよさを理解してくれるだろう。「おとうさん、次はピンクのラパンを作って!」と家族との会話があるかも。
そう言えば、車やバイクも昔に作った。高校・大学時代。タミヤ1/24のホンダシティー、ルノーサンクやスーパーセブン、タミヤ1/12のタイレルシックスホイラーやカワサキバイク(ニックネームはグリーンデビル)とか。全部手塗り。1/12のタイレルなんかは1年以上掛かって作ってた。なつかしい。