2015年11月8日日曜日

TRUMPETER 1:72 French Char B1 bis

  トランぺッター1/72フランス重戦車B1bis。 トランぺッターはキャタピラで懲りたが、今回はベルト式なので安心。作りやすいキットだった。モールドも最高にいいし、はめ合わせもグッド。いいキットだと思う。
 
  塗装はすべて筆塗り。独特な迷彩パターン。大味にならないように細かな曲線を心掛けた。イギリスの直線パターンの迷彩ばかりだったから、新鮮だ。デザインがなんかオシャレ。ジプリの「ハウルの動く城」に登場してもおかしくない雰囲気がある。
  ラッカー系ダークイエローを薄く全体にスプレーした。ダークグリーンを少し明るめにしたものとレッドブラウン。境界線はフラットブラック。ダークグリーンとレッドブラウンでそれぞれ迷彩パターンの外郭を極細筆で描く。中をそれぞれ塗り込んで、境界線を1mmくらいの太さでフラットブラックで描いていく。3色とも薄めにしてはみ出したり、かすれたりしたところを補修しながら進める。ブラックで墨入れして、さび色・メタリックグレー・デザートイエローで控えめにウエザリングを行う。


  40mmクラスの砲を持った回転砲塔と車体に75mmクラスの短砲身。この取り合わせはチャーチルⅠやM3リーと同じ。WWⅠ後の一時期の戦車思想を色濃く反映している。進化の過程で淘汰され消えてしまうのだが、このクラシカルな外観は大好きだ。

  WWⅡのミニスケールAFVも作りたいものはほとんど作った。さて、これからどうするかな。

2016年ベスト5.