やっと見つけた。ホチキス以外のフランス戦車。B1bis。このクラシカルな雰囲気が好きだ。
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驚くべきことにシャーシはほぼ一体成型。キャタは連結式じゃなかった。良かった。この前、トランぺッターの連結キャタに泣いたからな。 |
車体のわりに砲塔が小さい。イギリスのチャーチル戦車を彷彿させる。足回りも似ている。第一次世界大戦後、マーク菱形戦車の延長戦状にある思想で作られているのだろう。旧日本陸軍の89式戦車はルノーの影響を受けたように思う。 |
小中学生時代は1/35戦車模型が趣味だった。息子のプラモ作りをキッカケに、またこの世界に戻った。その息子も成人し私も還暦過ぎた。でも楽しい。今度は1/72や76のスケール。30cm四方のスペースでなんとか作れるし、完成しても10cmに満たない長さ。塊感のある戦車モデルは保管も楽。当時なかった水性アクリル塗料は匂いも少なく扱いやすい。いろんなテクニックを試したり、資料を探してカスタマイズしたりとこの趣味と神様に感謝。でもこの孤独感はなんとかならんものだろうか。このブログを見た、どこかに居る見知らぬ同胞に気持ちが通じたらとても嬉しい。 (小学生時代に作った1/35タンクモデル。タミヤのサラディンとニチモのチャリオティアはモーターライズ。とてもよく走った。)
やっと見つけた。ホチキス以外のフランス戦車。B1bis。このクラシカルな雰囲気が好きだ。
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驚くべきことにシャーシはほぼ一体成型。キャタは連結式じゃなかった。良かった。この前、トランぺッターの連結キャタに泣いたからな。 |
車体のわりに砲塔が小さい。イギリスのチャーチル戦車を彷彿させる。足回りも似ている。第一次世界大戦後、マーク菱形戦車の延長戦状にある思想で作られているのだろう。旧日本陸軍の89式戦車はルノーの影響を受けたように思う。 |
三突G型を作る。グンゼ産業でこんなのを売っていたのか。箱絵にはエッシー社製と書いてある。この前のハセガワのカーロアルマートにしても今回のにしてもエッシー社製。エッシー社は1/72の戦車物に力を入れており、OEM供給にも積極的だった。 |
側面の装甲板は止めた。0.5MMのプラ版と真鍮線で自作しようかと迷ったが、足回りが見えなくなるのでやめた。その変わり真鍮線でエンジン上部の手すりを作成した。歩兵が乗車する際に使用するのだろう。 |
塗装はダークイエローをベースにしてレッドブラウンとダークグリーンンの迷彩。今回も秘技ボカシ筆。だってエアブラシ持ってないもん。コーヒー飲みながら筆でノンビリと色を載せていくのもいい。 |
4突は汚しすぎた。3突はほどほどに。リアリティー優先であれば汚した方がいいのかもしれないが、ジオラマにするわけでもない。見栄えを考えるとほどほどがいい。迷彩では汚しはほどほどに。そして単色塗装ではパワフルな汚しに。 |
汚した後。 |
初めての1/76。97式中戦車チハ。第二次世界大戦の日本の戦車は1/72ではもう見かけない。1/72と比べて1/76は5%くらい小さくなるが、あまり気にしないでおこう。しかし千円を切る価格には脱帽する。 |
砲塔の鉢巻アンテナは0.5mmの真鍮線で自作。プラスチックパーツだとまず壊すと思う。プラスチックパーツと見比べながら、真鍮線を加工したが、ややオーバースケール感がある。しかし鉢巻アンテナを持って砲塔を回転することができるのは実用性?がある。 箱絵などを見ると迷彩模様はもう少し細かく描かれている。ミニスケールではどうしても大味なパターンになってしまう。今後の課題。 |
ベースを薄めたカーキで塗装。暗緑色にレッドブラウンと雲形の模様を筆塗り。 |
マークは日の丸を砲塔に描く部隊を選択。どこから見ても日本の戦車。 |
黄色の帯はうまく塗装できた。薄めの塗料で塗り重ねたから、あまり厚ぼったくなっていない。まあ、成功。
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95式軽戦車のように汚しすぎないようにした。しかし汚さないとなんかおもちゃっぽい。
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LEEと並べる。こりゃ負けるよな。 |
軽戦車と並べる。チハは車格的には軽戦車に相当する。しかし元戦車兵だった司馬遼太郎氏ががエッセイ「歴史と視点」で言っているように日本の戦車は戦わなければ一番強そうに見える。 |
ハセガワのカーロアルマート。カタログにはない。箱絵にはイタリア・エッシー社製と書いてあるが、イタレリでもこの戦車はあったみたい。オリジナルはどこなのだろうか。 |
モールドはシャープでグッド。しかし、ベルト式のキャタが非常に残念である。これさえ改善されれば最高のキットだと思う。 |
ダークイエローとカーキーを混ぜて塗装し、オリーブグリーンを筆でボカシて塗装した。フラットアースでウォッシングしたら、いい感じにぼけている。 |
後部の垂直装甲版のパーツが欠落していた。5mmのプラ版で自作。タラップなどは真鍮線を使用した。また砲身をテーパー付のプラ棒で作り直した。ついでに10mm程長くしてみました(笑)。 |
95式軽戦車とツーショット。実際には並ぶことはありえなかった2台。カーロアルマートが一回り大きい。 |
このツーショットはライバルどうしになるのかな。グラントが一回り以上でかい。 |
秋葉原と御徒町の間、末広町にある中古専門のプラモ屋さんで見つけた。ハセガワにしてもグンゼにしてももうこれらのプラモデルは作っていないから、紹介しておきます。
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イタリアの戦車を前から探していた。ハセガワのカーロアルマート。もう今はハセガワからカタログ落ちしている。イタリアのエッシー社がOEMで生産していたもの。箱の左下にその旨の記載がある。 |
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組立説明書に散りばめられた写真が渋い。大人のスケールモデルという感じ。なんか作るのが勿体なくなる。しばらくこのまま置いておこうか。 |
キャタは帯式。モールドとかは細かく割とシャープな感じがする。部品を眺めているとエンジングリル上部の垂直装甲版が欠落しているのに気が付いた。目立つところじゃないのが幸い。プラバンである程度自作して荷物でも取り付けよう。 |
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次はグンゼ産業の3号突撃砲。950円だったから衝動買いしてしまった。箱とデカールが欠損していて、ビニール袋に入って950円だった。どのみち中古プラモはデカールが死んでいるケースが多いし、ドイツ軍だから余ったものを使える。 |
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この組立説明書も渋い。箱絵ではなく、写真が表紙に使われている。あまり映りが良くなく、それが却ってシブさを演出しているようだ。これも雰囲気がある。 |
MADE IN ITALY とビニル袋に印刷が。たかがプラモなのに国の威信を賭けた感じがする。キャタは連結式で結構、大変そうな印象。キャタの裏面のモールドが省略されており、それなら帯式でもいいじゃんと思ってしまう。 |
Mirage HOBBYの1/72のグラント。パッケージのこの迷彩に惹かれて買ってしまった。
キャタのたるみは「ハセガワ方式」で再現。サイドスカートに隠れて見えないけれど、ランナーの切れ端がキャタとフェンダーの間に挟まりキャタを押し下げている。
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4色の塗り分けには苦労した。うすい色から重ねてしまうと、厚ぼったくなる。特にミニスケールでは致命的。ホワイト→ダークイエロー→ブラック→オリーブグリーンの順番に筆で塗装した(※悲しいかなエアブラシは無い)。乾燥期間を十分に確保するために2日に分けて塗装を行う。 |
汚しは最小限に留めた。せっかくの塗装を台無しにしたくない。95式軽戦車の反省。 |
カモフラージュ塗装と鋳造の砲塔のせいで、熱帯産のカエルに見える。これでカモフラージュできるのだろうか。 |
ハセガワのM3LEEと並べてみる。スケール感は全く同じ。まるで同じメーカーのキットのようである。LEEのような単色塗装は単純ではあるが、グラントの迷彩とは違う奥深さがあるように思う。 |
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シャーマンはタイプによって違うから面白い。中期バージョンは前に作った。今度は初期バージョンを作る。FURYって映画で砲塔をブッ飛ばされていたのがこのタイプかな。今回はUM。ユニモデル、ウクライナ製のプラモデル。このキットは作りにくい。転輪は加工しないと組み立てられない。軸と転輪の穴のサイズが合っていないから、転輪の穴を大きくする作業。シャーシの分割も特異。隙間処理をどうすんだと思っていたら、エッチングで誤魔化すようになっている。なんか複雑な気分になる。デカールも相変わらず使えない。 |
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デカールも使い物にならない。前に組んだのもそうだが、デカールが脆いし、淵が透明でなく、マークの縁取りになって目立つ。星のマークは淵を取り除いたが、ウエザリングの途中でボロボロになった。マークの剥がれもウエザリングの内と割り切った。 |
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ライトのガードはエッチングパーツとして表現することになっている。説明を読むが、これは無理と判断。真鍮線で自作。手すりやフックはプラスチック部品になっているが、多分その内に外れる。こちらも真鍮線で自作した。 |
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例のごとく、板オモリで「巻物」を作成。今回はワザとしわを付けたりした。なかなか決まっていると自画自賛。
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下地はオキサレッド。オリーブドラブを吹き付けて、ウォッシングしながらふき取ると、いい塩梅にオキサレッドの下地が覗く。調子に乗りすぎると、年期が入りすぎてしまう。もう少しかなってところでやめておく。最後にタミヤのウエザリングマスターのさび色とメタリックグレーで仕上げ。
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