1年くらい前に下北のプラモ屋さん(サニー)で買ったM11/13。
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クラシックなフォルムが気に入ったんだが、円安で高価。確か4000円くらいだったような。下北での仕事も一段落、ここにも来ることもなくなるので思い切って購入。暫く積プラ。時々このパッケージを眺めて、どんな塗装にするのか悩む。この時間も楽しい。 |
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今回はこの迷彩塗装で。車体ベース色はバフ、迷彩色には明るめのグリーン(日本海軍機内色)で。ミニスケール戦車のグリーン系の塗装には「日本海軍機内色」ばかり使っているような気がする(笑。 |
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砲塔の連装機銃はあまりにも華奢。サイズを変える訳ではないが、機銃が真鍮パイプに置き換えた。塗装すれば素材なんて関係ない。これも自己満足の世界。
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塗装を考えて足回りだけ先行して塗装。履帯のみ一体化されたパーツになっていて組立と塗装は楽勝。転輪と懸架装置が一体化されており、転輪の塗り分けが大変だった。ビッカース戦車を組んだ時に比べれば天国(^-^)y。
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車体の塗装工程。使用するのはタミヤアクリルカラー。車体基本塗装はバフ。パーツを食器洗剤で油分を落として、2倍に薄めて筆塗り2回。まだムラもあるし下地も少し透けるところもあるけど、あまり塗り重ねると厚ぼったくなる。ウエザリングしたら目立たなくなるので割り切って迷彩の塗装工程に移る。 ところで砲塔には磁石を仕込んでいる。車体側には針金を縫うように入れて瞬間接着剤とパテで固定した。これで砲塔は磁力で外れないし旋回も可能。小さな砲塔はこの方法で取り付けると良き。磁石を小さな砲塔に仕込んだため、今回は戦車兵の乗車はなし。
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塗装参考図を眺めつつ、迷彩パターンはほぼオリジナル。 |
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マスキングテープを使ってグリーン(海軍機内色)の塗り分けを行った。 |
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迷彩塗装工程完了!
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備品のスコップとか予備転輪を取り付けてデカールを貼って一段落。これでしばらく飾っておくことにしよう。美しい仕上がりにウエザリングはやめようかと一瞬思う。
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ウエザリングはエナメル塗料とタミヤウエザリングマスターで。 |
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イタリアの車両を比較。
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M15/40カルロ・アルマートはM11/39の車体をそのまま流用したのだろうか、デザインがほとんど同じ。IBGからM15/40も発売されているので、IBGでは両方ともシャーシは共通なのだろう。ところでハセガワのM15/40の方がこのM11/39よりほんの少し車体が大きい。
M11/39は思いのほか小ぶりな車体。バレンタインと並べてもまだ小さい。
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収納用のケースはCADで設計して厚紙に印刷、組み立てた。 |
M11/39製作は以上です。大したカスタマイズはしていないけど、ノンビリと作ったので製作期間は2か月くらい。ごくろうさまでした。