2020年5月6日水曜日

IBG 1/72 TYPE3 CHI-NU (三式中戦車 チヌ)

 IBGの日本戦車が熱い。軽装甲車、89式、3式等々。履帯も一体成型になっているので、とても楽。S-Modelの一体式よりもIBGの方がディテールに優れる。この3式中戦車IBG日本戦車ラインナップで一番目を引く。パッケージもいい。城を背景に犬と戯れる日本兵をお供にした3式戦車。

 車輪と履帯が一体成型になっているが、これが反っているのが残念。上部転輪の接着は諦めた。また、戦車兵が付属しているが、これもいただけない。フジミ1/76の97式や一式砲戦車のクルーほどではないが、イマイチ。この戦車兵のディテールアップは私には無理。戦車兵は肩から上をハッチから出しているような感じに変更するのが正解だと思う。

 旧日本陸軍戦車のお約束、3色塗分け迷彩。それぞれを暗めの色調にして塗分けが目立たないように工夫した。


 砲塔や車体の鋼鈑接合は溶接が使われていおり、リベットが少なくなっているのでスマートな印象を受ける。ただ、75mm砲が何とも時代遅れな外観で残念。砲口の補強が火縄銃のようだし、砲盾から飛び出した細長い駐退機には愕然となる。


2016年ベスト5.