2016年9月11日日曜日

ERHAR 1:72 Mk.A ”WHIPPET”

  WWⅠもの。イギリスのホイペット戦車。マーク菱形戦車よりもこちらの方が兵器として成功しているようだ。
  塗装に悩む。前回のA7Vの床石乱貼り風の印象が強く、これもオリジナルな迷彩にしようかと思ったが、2週間程悩んだ末に単色塗装にした。プラモの塗装に悩む、まさにホビーの楽しみ。でも会議の最中に「ホイペット、迷彩」って検索しちゃだめだよね。

  レッドブラウンを全体にスプレー塗装。室内ではカミさんのクレームになるので、夜中に屋外でシューっ。車に付かないように注意。乾燥はノラ猫がオシッコしない場所で静置する。都会、狭小住宅、怖いカミさん、ノラ猫のオシッコ、マイカーに配慮。苦労したぞ。
  車体塗装色にはホイペット・スペシャルをアクリルで用意した。フィールドグレイ+デザートイエローにブラック少々。明るめの何とも言えないグレー色。これを全体に筆塗り、乾燥後にアクリル溶剤+綿棒で拭き取る。下地のレッドブラウンが上手く透ける。いいねこれは。しっかしと拭き取ればボカシ二色迷彩に使えるね。今度、やってみよう。
  リアのキャリアはプラバンで自作。補強ステーは0.3mmの真鍮製。このリアキャリアは形状に苦心した。ネットの写真を参考にしたが、ほぼ作り終えて接着剤の硬化を待っている時に致命的な勘違いを発見。思い切って左右の2個とも作り直した。自分的には「見せ場」?でもあるからね。
  リアを見るとドアがある。マーク菱形戦車もA7Vもドアがある。WWⅠの戦車は一般的に「ドアから出入りする
」。ハッチから出入りするという思想がこの時代には無かったのだろう。
リアかフロントか、ホイペット君は前後関係が難しい。

 
  このホイペット戦車の特徴は戦闘室の複雑な形状。容積をできるだけ小さくして、発見されないようにする、そんな思想かな。生産性を考えればもっと単純化できるのにね。

 今回の「おー、やっちまったぞ」は三つ。

  1. マーキングのⅪが車体両側にあるが、左サイドは上下逆に貼っちまった。ⅠⅩとなっている。
  2. サイドの機銃の先端が一本折れていた。→φ0.5mmの真鍮で補修したがとても違和感。
  3. キットではドライバーののぞき窓が省略されているが、作り込みを忘れた。少し前後関係が判らないホイペットになっている。
※残念な順番に並べています(笑)。

2016年ベスト5.