2015年4月12日日曜日

DORAGON 1:72 IJN Type 2 (Ka-Mi) Amphibious Tank

   ドラゴンモデルの二式内火艇。水陸両用の戦車ながらズングリした外観。このまま水上を走るわけではない。水上走行ではフロートを付ける。今回のキットにはフロートは付いていない。
   実戦ではなんとも悲惨な結果に終わった車両。大戦中の日本の戦車には華々しい逸話がない。このあたりを深く考えてしまうと、同じ日本人として精神的につらい。バイクや車のプラモは天真爛漫な感じで作れるからいいよね。多分、一式陸攻と桜花のセットや回天のプラモも日本人には辛いかもしれない。

   0.3mmの真鍮線で手すりを再現した。また、係留フックやそのガードも真鍮線で再現した。塗装はライトグレー、ジャーマングレー、ダークグリーンを吹き重ねた。少し垂れが出たが、まぁうまくいったね。

    DSキャタピラの繋ぎ方にはコツがあった。瞬間接着剤を今まで付け過ぎていた。少しだけでいい。もうDSキャタの苦手意識は克服できた。と思ったら、今度はエナメル塗料の汚しで、キャタが柔らかくなって「切れて」しまった。恐るべしDSキャタピラ。この細さだとヤバいね。引っ張ると切れる。やっぱり、もう嫌だDSキャタピラ。戦車プラモの樹脂キャタが切れてしまうなぞ、悪夢でしかない。今回も足回りに自信がない戦車になってしまった。

それにしても独特な外観。このスタイルは新鮮。

  折り紙で、「ふくらスズメ」っていうのあった。冬の朝、羽毛を逆立てて休むスズメを折り紙で折る。小学生の時に買ってもらった折り紙の本にあった。2、3回折ったことがある。なぜかその「ふくらスズメ」を思い出した。

   後ろ姿。スクリューがついていたが、一つを紛失!これは自作不可能。外した状態で!!ダークブランで墨入れをした。それから、田宮のウエザリングマスターの錆色を乗せた。なんか緑色っぽくなった。この色合いは何んか懐かしい。なぜだろう。そうだ、赤ちゃんのウンチの色だ。子供3人分のオムツ替えをひと昔前に嫁さんとやったから、しっかり覚えている。懐かしけど、臭ってきそうな色合い。うーん、やっぱ少し取っちゃおっと。

シャーマンと並べる。結構、二式内火艇はデカいから、並べても外観的には引けをとらない。

    僚友の95式軽戦車とツーショット。中身は同じだけど、なんか二式内火艇の方が強そうだ。この95式軽戦車のDSキャタでも死にそうになったなぁ。
    このズングリした外観の二式内火艇。結構俺的は好きな戦車かも。

2016年ベスト5.