S-ModelのホチキスH39を作る。6時間くらいで作れてしまう手軽さ。キャタピラが楽だね。しかし、キャタのトレッドパターンは戦車に関わらず同じ形状であった。これがS-Modelの弱点。金型の関係でこれ以上の表現ができないのだろう。
キットは短砲身のH38と長砲身のH39を選べる。まずは長砲身H39を作ることにした。この砲身、カッコいい。
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オリーブグリーンにレッドブラウン、そしてフラットブラックの縁取り。ミニスケールでこれ以上細かくカモフラ模様を描くのは俺には無理。でも感じはうまく出ているかな。 |
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フロントには銘板が付いている。ウエザリングマスターのシルバーを筆に付けて軽く擦ると文字が浮き出てきた。Hotchikissと書いてある。少し感動。 |
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エッチングパーツの工具。これは薄っぺらくてパス。2代目からは使わない。エッチングパーツのフックもパスした。マフラーカバーもエッチングパーツ。なんだか無理してエッチングパーツを使う必要はないのにと思う。 |
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後部のそり。塹壕を乗り越える時に使うのだろう。このそりのステーがプラスチックパーツ。0.5MMの真鍮線に置き換えた。そりのフレームの上部に予備転輪が付く予定だったが、作業中にまたもや紛失。シートの巻物を自作して取り付け。トホホだよね。 |
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ハートのマークがチャーミング。これ以外にクローバーやダイヤなどトランプのデザインがマーキングにある。しかし、フランスの戦車は何と言ってもこの「ハート」のマーク。 |
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当時の軽戦車と並べる。なんと一番小さい。2人しか乗れない理由はこれ。偵察任務だから、二人でいいかも。
しかし、軽戦車も3台目。95式軽戦車も侮れないと思った。装甲が薄いとかいろいろ欠点はあるようだけど、当時の水準としては決して劣っている訳ではなかった。日本の戦車はある時に開発を止めてしまったのだが、そこに問題があるように思う。陸上兵器は新技術よりも運用や量でカバーするつもりでだったのだろうか。
悪夢も思い出す。右端の38(T)はこのサイズでこいつは連結キャタだった。思えばこんなのもよく作れたなと思う。作ってしまえば、樹脂キャタも、連結キャタも、一体式もどーでも良かったように思う。S-modelの割り切りも理解できる。下手すると塗料で溶ける樹脂キャタ、トレッドがワンパターンな一体式、ミニスケでは非人道的とも言える連結キャタ。うーん、どれがいいんだろうか。
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