2023年3月19日日曜日

RPM 1/72 PANHARD 178

 御徒町の中古プラモ屋さんで購入した。保証対象外と箱にシールが貼ってあったけど、900円という価格に負けた。1/72AFV系は海外製がほとんどで円安もあって最近特に高価なった気がする。帰宅してすぐに中身を確認すると、タイヤとバンパー部分にヒケ、フェンダーと同じ面積のバリがあったが、これなら作れる。十分許容範囲。モールドは全体的に甘い。特に砲身は使い物にならず、真鍮製のパイプに置き換えた。

タイヤとフェンダーのクリアランスが小さいように思ったので、5mm程度の車高アップの加工を行った。車体の裏は苦労した加工のお陰で、ドライブシャフトなどのディテールが消滅した。

ガソリンタンクが四つついていたので、ラックを作って適当に取り付けた。

砲身は真鍮製のパイプに置き換えたけど、少し太め。

水溶きしたタミヤアクリルペイントを使用、迷彩のブラックのボーダーは水性ガンダムマーカーを使ったがとても便利だった。これからはボーダーラインの入った迷彩塗装が増えそう。

後から見た方がカッコいいように思う。


4輪装甲車だけど、実写は戦車と比べてもヒケを取らない立派な車格。

戦後も改良版が生産されていたという。



イラストのみのインストだったが、判りやすい。

 

2023年2月11日土曜日

VESPID MODELS 1/72 A-34 Comet Mk.ⅠB

 初めてのプラモデルメーカー。VESPIDはスズメバチの意味でマークもそれを模したもの。細かな部品に悩まされつつも、モールドもシャープだし合せもピッタリしており好感を持てる。プラスチック自体が剛性が高く、切断時に飛んでしまったりピンセットで弾くことが多く、4つほど細かなパーツを飛ばしてしまい部屋中を大捜索した。ゲート処理で壊してしまい、自作した部品もある。とは言え、全体として印象のよいキットだった。他にない車両も発売しているので、また購入したい。
 このスケールで下地処理の下塗りすると、筆塗りの塗装が厚ぼったく見えるように思う。なので今回は下塗りはなし。アクリル塗料は明るめの色調に調整して水で2倍程度に薄めて筆塗り。弾いたりムラになったところは2度目、3度目のタッチアップを行った。塗膜がスケールなりに薄くなじむので、ミニスケールの筆塗りは水で2倍希釈したアクリル塗料がやっぱり正解かなと思う。
 ウエザリングはエナメル塗料を溶剤で薄めて、ウエザリングマスターを削って溶かしたものを使用した。錆、泥、煤汚れもそれぞれの色調に合うエナメル塗料と削ったウエザリングマスターを溶剤に入れて攪拌して使用。ただ、凹モールドの墨入れにはウエザリングマスターの粉は不要。






砲塔の収納袋とエンジンルーム上の帆布は薄いプラバンを接着剤で柔らかくして固めて作った。鉛の板おもりよりも加工しやすく、塗料の乗りもいいので、これからこの方法で小物を作ろうと思う。



 

2022年12月4日日曜日

HOBBY BOSS 1/72 ドイツLWS水陸両用トラクター中期型

 車体(船首?)の恐ろしげな顔に惹かれて購入。ソフトスキンの車両は初めてだし、水陸両用車っていうのも初めて。でもこのキット、ほとんど船を作っている感覚。
 ホビーボスは初めてのメーカーだけど、ディテールはしっかりとしており好印象だが、割り切ってディテールを省略している点が残念。下記をディテールアップした。
 ・接岸クッション
 ・屋根の鉢巻き手すり
 ・錨のロープとロープラック
 ・屋根ハッチのハンドル
 ・その他手すり
接岸クッションは手芸屋さんの紐の中心にφ0.3mmの針金を通して形を整えやすくして船体(車体?)に巻き付け針金でそれらしく固定した。瞬間接着剤で固めると紐の毛羽立ちがなくなりプラスチックのように固まる。実物とはクッション形状はことなるけど、「らしく」見える。



2022年8月28日日曜日

ACE 1/72 Ⅱ号戦車

 

 何とも作りにくいキット。ヒケやバリは多数でパテとヤスリで面出しと角出しを行うパーツが多数あった。キャタはゴム製でディテールも優れているが、説明書通りの接合は無理。瞬間接着剤でしっかり輪っかに繋ぐことができたのでほっとしている。でも足回りの誘導輪や補助輪はピアノ線で要所を補強する必要があった。兎に角手間暇掛かるキット。もう二度とACEには手を出さないだろう。